脳波室で行っている検査


 

脳波ってナニ?

脳には百億位の神経細胞があり,これらは複雑にからみあいながら,様々なネットワークを作っています.そして,このネットワークを通じて電気信号が流れることで,全身からの情報を集めるとともに,全身への命令を行っています.
大脳の電気信号は,頭の表面にもれ出ています.といっても,とても微弱(乾電池1.5ボルトの五万分の一くらい)な電流なので,機械(脳波計)で増幅して紙などに書き出して図にします.これが脳波です.

 

 

 
 

どのような検査?

数本の電極をクリーム状の糊で装着してベッドで横になってもらうだけです.
したがって,痛みなどはなく装着開始から検査終了まで普通脳波なら約40分,睡眠脳波でもすぐ眠られれば約45分から1時間くらいです.


 
 
検査の種類
  • 普通脳波
     覚醒時の脳波を記録

  • 睡眠脳波
     覚醒時に引き続き睡眠時の脳波を記録
     そのため患者さんには,当日,寝不足の状態で来院してもらいます.
     つまり,検査室のベッドでお昼寝ですね(-_-)zz.....

 

 当日は頭を清潔にしてきてください.
頭が汚れていると,電極がうまくつかないことがあります.
整髪料などの使用はなるべく避け,女性なら複雑な髪型はやめた方が無難です.


 

誘発電位検査ってナニ?

 
弱い電気や音で刺激を与え,それにより起こる神経や筋肉の反応を測定する検査でいくつかの種類があります.

現在,当検査室では以下の検査を行っています.

 

  •  神経伝導速度検査(誘発筋電図)
    腕や足の運動神経および感覚神経に弱い電気で刺激を与え,その伝導速度を調べる検査です.
  •  体性感覚誘発電位
    手首や足首に弱い電気で刺激を与え,それが脳(体性感覚野)までどのように伝わっているかを調べる検査です.
  •  聴性誘発反応
    ヘッドフォンをつけて"カチカチ"という音を聞いてもらい,その刺激が脳までどのように伝わっているかを調べる検査です.

 電気刺激の大きさには個人差がありますが,体にはなんら影響はなく,市販の低周波治療器のようなものです.安心してください.

 


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Last Update : 26 August 1996